2022年3月15日
トイレトイレつまりの直し方を徹底解説!自分で直す方法12選
突然トイレつまりが発生したら、直し方がわからずに慌ててしまうのも無理はありません。
しかしトイレつまりの原因や症状によっては、自分で修理することも可能です。
この記事では、トイレつまりの症状から原因を見分ける方法や、自分でつまりを解消する方法、トイレの構造などの基礎知識や修理業者の選び方など、トイレつまり解消法に関する情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
トイレつまり・トラブルの主な症状
まず、トイレつまりが発生した際にはどのような症状が起こるのかを知っておくと早めの対応が可能になります。
これから紹介するような症状が見られたら、トイレつまりやトラブルを疑った方がいいでしょう。
タンクからの水の流れが悪い
まずトイレつまり・トラブルの症状としてあげられるのは、タンクからの水の流れが悪くなる症状です。
トイレのタンクから便器内に水を送って排泄物を流しますが、トイレのタンクから出てくる水の量が少ない、水の勢いが弱いという場合には、トイレの流れが悪くなってしまいます。
こうなってしまうと大洗浄で流しているのに、小洗浄以下の水の勢いしかないということになり排泄物を十分に流せません。
いつもよりもタンクから出る水の流れが悪いと感じた時点で早めに対応しなければ、排泄物が排水管内でつまってトイレの水が流れなくなる可能性があります。
水を流すと水位が上がり、徐々に下がる
水を流した後に便器内の水位が上がり、その後10分ほどしたら徐々に下がっていくのであればトイレつまりが疑われます。
この症状が起きた場合は、便器の奥の方や排水管内に異物がつまっている可能性があります。
水が流れるからといって放置していると突然トイレがつまることもあるので、この症状が見られた場合はなるべく早めに対応するようにしましょう。
便器内の水が減少し、異臭がする
トイレの便器の水位がいつもより下がっている場合は便器の排水口や排水管に異物がつまっているか、通気不良が発生している可能性が考えられます。
また、便器から異臭がする場合は、排水口や排水管内に排泄物などがつまっている可能性も。
排泄物が腐るとは想像しにくいですが、異物が引っかかることによって水と空気が十分に循環しなくなり、異物が腐敗する原因になります。
引っかかって流れなくなった排泄物が腐敗することで、トイレの便器内から悪臭することもあるので、使用していないときも異臭を感じるのであれば要注意です。
水を流すときにゴボゴボと異音がする
トイレの水を流したときに異音がするのであれば、トイレつまりが発生している可能性があります。
トイレつまりが発生していないときでもゴボゴボと音がする場合がありますが、それはトイレの水を流したときに空気が取り込まれるためで、その場合は問題ありません。
しかし、異音以外にもトイレの水の流れが悪い、以前は音がしなかったという場合は、つまりが発生している可能性が高いです。
普段はしないはずの異音を確認したら放置せずに、問題なく使えるかどうかを詳しくチェックしてみましょう。
トイレの構造とトイレつまりの原因
トイレつまりを自分で直すためにはまず、トイレの構造やトイレつまりの主な原因について知っておくのがいいでしょう。
トイレつまりの原因はさまざまで、つまっているものによって最善の対処法が異なります。
まずはトイレの構造について説明していきます。
トイレの構造
一般的な様式トイレの構造について説明します。
便器をのぞくと見える水が溜まっている部分は水たまりと呼ばれ、排水口から排水路につながっています。
排水路は上にカーブするような形になっており、便器に水が流れると水たまり部分の水があふれて排水路の下方へ流れていくという仕組みです。
つまり、水たまりはお椀のような形をした部分に水が溜まることによってできており、水たまりに水が流れると、いっぱいになった水が上向きの排水路からあふれて、下に落ちます。
この、上向きの排水路のきわの部分をせきと言い、せきからあふれた水が今度は下向きに伸びる排水路へ流れていきます。
水たまりは下水管からあがってくる悪臭や虫の侵入を防ぐ役割があります。
トイレつまりと一口に言っても、異物が排水口の入り口部分につまっていることもあれば、席の部分や排水路、さらにその先の排水管につまっていることもあり、ケースバイケースです。
異物が目視で確認できるところにひっかかっている場合は自分で取り除くことできますが、排水口の奥や排水路、排水管などで発生したつまりは自分で対処することは難しいでしょう。
つまりを無理やり自分で解消しようとするとかえって状況を悪化させる危険もあるので、専門業者に任せましょう。
つまりトラブルはなぜ起きる?原因について
トイレに流すべきではない異物を流してしまいトイレがつまることもあれば、意外なものが原因でつまりを起こすこともあります。
トイレつまりトラブルの原因になり得る代表的な例をご紹介していくので、みなさんも十分に注意してください。
異物や水に溶けないものを流した
まずトイレつまりの原因としてあげられるのは、異物や水に溶けないものをトイレに流してしまったというパターンです。
大量のトイレットペーパーや便
トイレットペーパーはトイレつまりのトラブルの原因として多くあげられます。
本来であれば水に溶けるようにできているはずのトイレットペーパーですが、一度にたくさんの量を流してしまうとつまってしまいます。
トイレットペーパーをたくさん使いそうなときは何回かに分けて流すようにしましょう。
また、トイレットペーパーの量やトイレの使い方に問題はなくても、トイレットペーパーを使用した後に小洗浄で流している場合はトイレつまりが発生しやすいです。
小洗浄はトイレットペーパーを使用しない男性の小便を流すためのものなので、それ以外は大洗浄で流すようにしましょう。
ティッシュペーパーやトイレに「流せない」おしり拭き
ティッシュペーパーやトイレに流せないタイプの赤ちゃん用おしり拭きといった水に溶けない製品を、トイレットペーパーと同じような感覚でトイレに流してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、同じ紙製品でも水溶性ではないものは水に溶けないので、便器の排水口や排水管内でつまってしまいます。
トイレに流せないと記載があるものは絶対にトイレに流さないようにしましょう。
トイレに「流せる」お掃除シート
お掃除シートなどのトイレに流せるタイプの紙製品であっても油断はできません。
トイレットペーパーと同様にいくら水に溶けるといっても一度にたくさんの量を流すと途中でつまってしまうことがあります。
トイレに流せるタイプの製品でもスムーズに流すことができる量だけ流すようにしましょう。
おむつ・生理用品
おむつや生理用ナプキン、尿もれパッドなどは紙でできていますが、吸水性が高い素材が使われているのでトイレに流してしまった場合は水を吸って膨らみ、トイレつまりを引き起こします。
稀にこれらの製品をトイレに流す方がいらっしゃるようですが、想像以上に深刻なつまりトラブルになる危険があるので絶対にやめましょう。
これらの製品を誤ってトイレに流してしまった場合は早急な対応が必要です。
目で見えるところに引っかかっているのであれば自分で取り除き、目に見えない場所に流れてしまった場合は、吸水性の高い素材が水を吸って膨らんで除去が困難になる前に、速やかに業者に連絡しましょう。
ペット用のトイレ砂
水に流せるタイプのペット用トイレ砂であればトイレ流して問題ありませんが、一度に大量に流してしまうとトイレつまりを引き起こします。
水に流せるタイプのものでもトイレに流さずに可燃ごみ(市区町村のごみの出し方を確認してください)として処分した方が安全です。
トイレに流して処理をする場合はつまらないように、何回に分けて流すようにしましょう。
面倒臭いからといって一気に流すと、トイレつまりのリスクが高くなります。
残飯・食べ残し
残飯や食べ残しをトイレに流してしまう方も中にはいらっしゃるようですが、絶対にやめましょう。
残飯自体は問題なく流れたとしてもそれらに含まれる油が排水管にこびりつき、トイレつまりの原因になります。
トイレは食品を流すことを想定して作られているわけではないので、トイレ用洗剤では便器についた油汚れを完全に落とすことができないこともあります。
トイレは正しい使い方で使用し、便器を長持ちさせるように意識しましょう。
その他異物(スマートフォン・財布・ペンなど)
トイレにうっかり物を落としてしまうことは誰にでもあるかもしれません。
トイレに落としてしまう異物として多いのが、スマートフォンやメガネ、腕時計、財布、ボールペン、携帯カイロ、タバコの箱、おもちゃ、インテリアなどです。
ただ便器に落としてしまっただけであれば自分で取り除くことも可能ですが、トイレの水を流した瞬間に物を落としてしまった場合は異物が奥まで押し流されてしまいます。
トイレに落とした異物を自分で取り出すことができない場合は、速やかに水道業者に依頼しましょう。
また、つまようじなどの小さい異物でも排水管の中でひっかかり、そこに排泄物やトイレットペーパーがつまる場合があるので注意が必要です。
流れる水が弱い・少ない
タンクから流れる水の量が少ないもしくは水圧が弱いといった理由で、トイレがつまることがあります。
節水目的で、タンクの中にペットボトルや節水用品を入れて流れる水の量を減らす、いつも小洗浄でトイレを流しているなどの誤った節水方法によって、汚物やトイレットペーパーを十分に流すことができないことも。
流れ切らなかった汚物やトイレットペーパーが排水管の中に残ってしまうと、そこにまた流れてきたものが引っかかってトイレつまりが発生することがあります。
清掃不足による尿石の蓄積
上記の例に該当しないのにトイレの水の流れが悪いまたは異臭がする場合は、尿石が原因の可能性があります。
尿石とは、尿に含まれている尿素やたんぱく質といった成分が細菌の力によって変質し固くなったもので、便器内や排水管、トイレの床や壁に付着する茶色い汚れです。
定期的にしっかりトイレの清掃をしていれば尿石の付着は防げますが、尿石が付着して長期間放置するとより固くなり除去することが難しくなります。
固まった尿石が蓄積するとトイレをつまらせる原因にもなるので定期的に清掃しましょう。
トイレつまりの予防策5選
トイレつまりの原因がわかったところで、トイレがつまらないようにするための5つの予防方法をご紹介していきます。
大量のトイレットペーパーや便を流さない
まず頭に入れておきたいことが、本来トイレに流せるものであっても一度に大量に流さないようにするということです。
もし一度に流すトイレットペーパーや排泄物の量が多くなりそうな場合には、それがわかった時点で一度流してしまうことをおすすめします。
何回かに分けて流すように心がけることでトイレつまりのリスクが少なくなります。
ティッシュペーパーなどのトイレに流せないものを流さない
ティッシュペーパーやトイレに流せないタイプのお掃除シート、生理用ナプキン、おむつ、尿もれパッドなどは絶対に流さないようにしましょう。
同じ紙製品だから、少しぐらいなら大丈夫だろうといった一時の迷いが大きなトラブルにつながることがあります。
特に、生理用ナプキン、おむつ、尿もれパッドなどは吸水力が高く長時間水にさらすと膨張して取り出すことが困難になることもあるので気をつけてください。
異物を流さない
トイレに流すべきではない異物、固形物を誤って流さないよう十分に気をつけましょう。
特に子どもがいる家庭では、子どもがおもちゃやトイレの周りに置いてあるインテリアなどを落としてしまわないように注意しましょう。
子どもが誤って異物を落とした場合、怒られることを避けるためにそのままトイレに流してしまうこともあります。
トイレに物を落としたときには必ずそのまま流さずに、親に報告するように伝えておくのがいいでしょう。
節水をする場合は正しく
いつも小洗浄でトイレの水を流す、タンクの中にペットボトルや節水用アイテムを入れるといった誤った節水方法は、トイレつまりを引き起こします。
またタンク内に物を入れることはタンクの破損や故障のリスクもあります。
節水トイレにリフォームしたことが原因でトイレつまりが発生しやすくなることも。
節水トイレを新たに設置したい場合は、排水管との相性なども重要なので専門業者によく相談しましょう。
定期的な清掃
トイレを定期的に清掃し、便器内に汚れを蓄積させないこともトイレつまりを防ぐ方法の一つです。
便器内には様々な汚れが付着しますが汚れの色によって原因が違うため、それぞれの対処方法も異なります。
例えば、黒ずみはカビや雑菌が原因となって発生することが多く、これらは塩素系のトイレ洗剤を使えば落とすことができます。
また、茶色や黄色っぽい汚れは尿石であることが多く、塩素系の洗剤では汚れを除去することはできません。
尿石汚れを落とすには酸性の洗剤を使う必要があります。
尿石は見えにくい場所に溜まってしまうことも多いので、今まで塩素系のトイレ洗剤のみでトイレ掃除をしていたという方は、注意した方がいいかもしれません。
尿石の汚れが蓄積すると、トイレつまりの原因になるので定期的な清掃をおすすめします。
トイレつまりを自分で直せるケース
トイレつまりが発生したら自分で直せる事象なのかどうか気になりますよね。
できる限り自分で解決したいと考える方も多いはずです。
トイレつまり発生時に自分で対応できるのはどういった場合なのかについてお話ししていきます。
トイレットペーパーがつまりの原因である場合
トイレつまりの原因がトイレットペーパーであることが確実である場合は、自分でつまりを解消できる可能性が高いです。
トイレットペーパーがつまった場合のトイレつまりの直し方については下記でご紹介しますので参考にしてください。
しかし、トイレつまりの原因はトイレットペーパーであることが明確でない場合はむやみに自分で直そうとしない方がいいでしょう。
無理に自分で直そうとすることで、つまりの原因である異物をさらに奥に押し込んでしまい取り出すのが困難になってしまうことあります。
便器内の水がゆっくり引いていく場合
トイレに何かがつまっているときに便器の中の水がゆっくりと引いていくのであれば、まだ水が流れるほどの隙間があるということになります。
水が少しずつ流れるのであれば完全につまっているわけではないので、自分でトイレつまりを解消できる可能性があります。
トイレつまりで業者への依頼が必要なケース
トイレつまりは自分で修理できるケースもあれば、自分では修理せずに業者に依頼
した方が良いケースもあります。
どんな状況のときに業者への依頼が必要になるのかについて、説明していきます。
トイレつまりの原因が不明の場合
トイレつまりの原因がはっきりしているのであれば自分で直すことができるのかどうか
がわかります。
しかし、トイレつまりの原因がわからない場合はむやみに自分で直そうとせずに業者に依頼するようにしましょう。
水に溶けない異物がつまっている場合は自分で対処することが難しい上に、自分で無理に直そうとして状況を悪化させる場合もあります。
そうなると業者のスタッフが作業する際に余計に時間とお金がかかってしまう可能性も。
トイレつまりの原因が不明なときは潔く業者に依頼しましょう。
トイレつまりを自分で直せなかった場合
トイレットペーパーなどの水溶性のものがトイレつまりの原因である場合は、自分でつまりを直せる可能性が高いですが、一度試してみても解消されなかった場合は専門業者に依頼した方が解決も早いです。
無理に自分で直そうとするとトイレの破損やトイレつまりの状況悪化などにつながり、修理費用も高くなってしまうことがあるので、自分で修理することが難しいと判断した場合は潔くプロの修理業者に任せるようにしましょう。
トイレつまりを直す前の準備
それでは、トイレつまりを自分で直す場合の一連の流れについて説明していきます。
自分でトイレつまりを直す際はこの見出しを参考に順に必要な準備を進めてください。
道具を用意する
まずはトイレつまりを直す際に必要な道具をそろえましょう。
トイレつまりの解消法はいくつかありますが、以下の道具はどの方法でも共通して必要になるものです。
- バケツ
- ビニールシートや新聞紙
- ゴム手袋
- マイナスドライバー
- 灯油ポンプ
- 雑巾
ウォシュレットの電源プラグを抜く
まず、ウォシュレット・温水洗浄便座付きのトイレの場合は、電源プラグを抜きましょう。
このとき、濡れた手で電源プラグを触ってしまうと感電の危険があるので、十分に気をつけてください。
電源プラグに水がかからないよう修理作業中も気を配りましょう。
止水栓を閉める
ウォシュレットの電源プラグを抜いたら、止水栓を閉めて水が出ない状態にします。
止水栓はマイナスドライバーを差し込んで右に回すことで閉まります。
止水栓を開けたまま修理作業を行うと、誤ってレバーを動かしてしまった際に水が流れ、便器から水が溢れるといったリスクがあるので必ず止水栓を閉めるようにしてください。
トイレの止水栓は壁や床に設置されていれ、給水管とタンクをつなぐような形になっているので、温水洗浄便座の止水栓と混同しないように気をつけましょう。
その他の準備
他にも準備することはまだあります。
作業中に便器の水が溢れるまたは飛び散る可能性もあるので、便器のまわりの床に新聞紙やビニールシートを敷いておきましょう。
便器内の水の水位が高ければ、灯油ポンプなどを使って水を汲み取り水位を下げておくことをおすすめします。
ゴム手袋は衛生的な目的意外にも、濡れた手で電源プラグに触れてしまったときなどに感電を防ぐ効果があるので必ず着用しましょう。
トイレつまりを直す方法12選
それでは実際にトイレつまりを直す方法についてご紹介していきます。
今回ご紹介するトイレつまりの修理法は12種類ですが、つまりの原因によって適した対処法が違うので気をつけてください。
(道具なし)トイレつまりの直し方1:放置する
トイレつまりが発生すると水が流れず、トイレも使用できなくなってしまいます。
水を流すと便器から水が溢れてきて、水漏れしないか心配になり慌ててしまうのも無理はありません。
しかしトイレつまりの原因によっては、放置することで自然直るケースもあります。
トイレつまりを放置して直すことが可能は状態とそうでない状態について詳しくお話ししていきます。
トイレつまりの放置が有効な場合
トイレつまりが発生しても放置することで自然に直るケースがあります。
それは、トイレットペーパーや水に流せるお掃除シートなどの水溶性の紙製品がつまりの原因である場合です。
本来は水に溶けるはずのトイレットペーパーやお掃除シートは、トイレに流すことを前提に作られた製品なので、一般的な使い方をしていればつまることはありません。
しかし、水溶性のトイレットペーパーやお掃除シートでも、一度に大量に流す、いつも小洗浄で流すといったことをし続けると、紙製品を流すために必要な水量が流れずに、流れ切らなかった紙が排水口や排水管でつまります。
トイレつまりの原因が水溶性の紙製品であることが目視で確認できる場合、または目では見えないが他に心当たりがない場合は、何もせずに放置して様子を見てみてもよいでしょう。
放置する時間は2〜3時間を目安にしてください。
2~3時間ほど放置した後もつまりが続いているのであれば、60℃ぐらいのお湯を少しずつ便器に流し入れてさらに1時間ほど時間をおいてみてください。
このとき、便器内の水量が多いとあふれてしまうので、あらかじめ灯油ポンプやバケツなどで便器内の水を抜いておきましょう。
トイレットペーパーや水に流せるお掃除シートはもともと水溶性なので、お湯を加えることでより自然に溶けやすくなります。
それでもつまりが解消されないのであれば、ラバーカップを使用してみてください。
ただし、ラバーカップはつまっているものを排水口の奥で押し込んでしまう可能性があります。
もし水に溶けない異物をトイレに流してしまったことが疑われるのであれば、さらに状況を悪化させかねないラバーカップの使用は控えた方がいいでしょう。
自分で解決法を試してみたけど解決しない場合や、つまりの原因が特定できず適切な解消法がわからないときは潔く専門業者に依頼することをおすすめします。
トイレつまりの放置が危険な場合
トイレつまりの原因によって、放置することで自然に直るケースもあれば、反対に放置するべきではないケースもあります。
どんなときに放置してはいけないのか、詳しくお話ししていきます。
水溶性ではない紙製品によるつまり
トイレットペーパーや水に流せるお掃除シートなどの水溶性の紙製品がつまった場合は、放置することで自然に直ることもありますが、同じ紙製品でも紙おむつや紙ナプキン、尿もれパッドなどの吸水性の高いものには要注意です。
これらの高い吸水性をもつ紙製品は水を吸収すると膨らみ、もとの2〜3倍の大きさになります。
これらの異物は水に溶けることもなく、膨らんで大きくなるほどトイレつまりの解決が困難になってしまうので、一刻も早く取り出さなくてはなりません。
特に注意したいのは、ラバーカップは絶対に使用しないこと。
ラバーカップを使うと水に溶けない異物が排水管の奥に押し込まれてしまい、さらに取り出しにくくなります。
紙おむつや紙ナプキン、尿もれパッドをつまらせてしまった場合は、目で見て見える場所にあるのであれば自分で取り除き、自分で解決するのが難しいと感じるのであれば業者に任せましょう。
トイレの故障
トイレタンクの故障によって水が流れないことが原因でトイレつまりが発生している場合や、トイレの部品の破損といったトイレの故障が原因でトイレつまりが発生している場合は放置するべきではありません。
トイレの故障は当然ながら放置しても直りませんし、なるべく早めに対処するに越したことはありません。
もし、トイレつまりの原因が異物によるものなのか故障によるものかわからなくても、修理業者に相談することで適切な対応をしてもらえますよ。
下水の逆流
トイレつまりによって下水が逆流してしまった場合は、絶対に放置しないようにしてください。
トイレつまりの発生原因や発生箇所によっては、建物の他の部屋でも下水の逆流が起こっている可能性があり被害が拡大してしまいます。
また、下水から大量の汚水が逆流してしまうと、床が水浸しになって下の部屋に水漏れ被害が及ぶ、汚水や汚物による衛生的な問題が発生するといったことにもつながり深刻です。
下水の逆流を伴うトイレつまりが発生した場合は、早急に管理会社や修理業者に連絡するようにしてください。
(道具なし)トイレつまりの直し方2:水をバケツで流す
トイレつまりの解消法で一番簡単なのは、バケツまたはペットボトルを使う方法です。
バケツなどで便器に水を流し込めば、流し込まれた水の勢いによってトイレつまりが解消することもあります。
1.便器内の水が跳ねないように便器のまわりにビニールシートなどを敷いておくと安心です。
2.便器の中に水を流します。便器から少し離して高めの位置から排水口に向けて水を流し入れましょう。一気にすべての水を流すと、便器から水があふれてしまう恐れがあるので気をつけてください。
3.便器内の水位が下がってくれば、流した水が排水されている証拠です。つまりが解消されるまでこれを何回か繰り返します。
(道具なし)トイレつまりの直し方3:お湯をバケツで流す
水ではなくお湯を便器に流すとより効果的です。
この方法は、トイレットペーパーのような水溶性のものがトイレつまりの原因である場合に有効です。
1. 便器の排水口を狙ってバケツなどに入ったお湯を流し込みます。一気に全部のお湯を流すのではなく、数回に分けて流します。
2. お湯をすべて流し込めたら1時間ほど放置し、トイレつまりの原因がお湯の温度で溶けるのを待ちます。
3. 時間をおいたらバケツを使って水を流し入れます。便器内の水位がちゃんと下がれば排水されています。
このとき注意したいのは、必ず40〜60℃のお湯を使用することです。
便器は一般的に陶器でできているので、熱湯をかけると破損する危険があります。
(道具あり)トイレつまりの直し方4:重曹やお酢(クエン酸)を使用する
重曹と酢またはクエン酸を使ってトイレつまりを解消する方法もあります。
重曹と酢またはクエン酸を混ぜることで発生する炭酸ガスの泡は、便や尿石などの汚れやぬめりを落とす効果があるので、トイレに流した排泄物やトイレの汚れが原因でつまっている場合に有効です。
しかし、重度のつまりや、溶かすことのできない固形物が原因のつまりの場合はこの方法は効果がありません。
用意するもの
- 重曹 計量カップ1/4
- 酢(クエン酸でも可)計量カップ1/2
- ぬるま湯(50℃程度)便器の1/2ほどの水位になる量
1.便器の排水口に重曹を入れます
2.酢もしくはクエン酸を加えます。このとき、必ず重曹から入れて、酢(クエン酸)は後に入れるようにしてください。
3.お湯を入れたら泡立つので、そのまま1時間ほど放置します。
4.時間をおいたらバケツに汲んだ水を流します。便器内の水位が下がりスムーズに排水されていれば、つまりは解消されています。
(道具あり)トイレつまりの直し方5:ラバーカップ(スッポン)を使用する
トイレつまりを解消する道具として有名であるラバーカップ(スッポン)を使用する方法もあります。
スッポンなどの通称で呼ばれるラバーカップは、長い柄の先にゴム製のカップ状の吸引器具が付いている道具です。
トイレだけでなく、キッチンなどの排水口つまりの解消にも使います。
つまりの症状が軽い場合はラバーカップを使って自分で解消できることもあるので、家に置いておくといいでしょう。
100円ショップなどでも売っていますが柄が短い、吸引力が弱いといったデメリットがあるので、ホームセンターなどで買うのがおすすめです。1000円前後で売られています。
ラバーカップ(スッポン)の種類
ラバーカップは主に3種類あり、便器の形や使用目的によって使うべき種類が異なるので、ご家庭のトイレに合ったラバーカップを選んでください。
1つは和式トイレ・キッチンの排水口用で、ゴム製カップの底が平になっています。
2つ目は洋式トイレ用で、ゴム製カップの底が出っ張った形をしています。
3つ目はゴム製カップの先にツバがついており、排水口の構造が複雑な節水トイレなどにも使用できるタイプのものです。
ラバーカップ(スッポン)の使用方法
ラバーカップの種類がわかったところで、ラバーカップの使い方について説明していきます。
まずはラバーカップを使用する前に事前準備として、便器のまわりにビニールシートや新聞紙を敷いておきましょう。汚水が床に飛び散るのを防ぐことができます。
1.便器内の水位を確認
便器の水位が高くなっているときにラバーカップを使用すると、便器内の水があふれる可能性があるので気をつけてください。
便器の水位が高い場合は、灯油ポンプなどを用いて水を外に出します。便器内の水位が上面から10㎝ほど低くなれば大丈夫です。
また、便器の水位が低すぎる場合でもラバーカップは使用できないので、便器内の水が少ない場合はバケツで水を流し入れます。
2.ビニールシートで便器を覆う
出典:https://sumai.panasonic.jp/support/toilet/shingata_alauno/p52_q.html
トイレの床と同様に、便器のまわりに汚水が飛び散らないように、便器全体をあらかじめビニールシートで覆っておきます。
ラバーカップを通せるように、ビニールシートの真ん中に穴を開けて柄を通しましょう。
3.ラバーカップを排水口に押し込む
便器の排水口にラバーカップを密着させたらぐっと押し込み、その後勢いよく引っ張り上げてください。
排水がスムーズになるまで、この動きを何回も繰り返しましょう。
4.バケツで水を流す
出典:
便器内の水位が徐々に下がってくれば、つまりが取れてスムーズに排水されている証拠です。
その後はバケツに汲んだ水をゆっくり流し、排水に問題がないか確かめしょう。
このとき重要なのは、レバーを引いてタンクの水を流さないことです。
タンクから水を流すと水の量が調節できずに一気に流れるため、つまりが完全に解消されていなかった場合に便器から水があふれてしまいます。
まずがバケツを使って水を流すことを覚えておきましょう。
(道具あり)トイレつまりの直し方6:ペットボトルを使用する
ラバーカップが手元にない場合、ペットボトルをラバーカップの代わりに使用することでトイレつまりが解消することもあります。
ペットボトルをラバーカップ代わりに使用するのであれば、そのままではいけません。
ペットボトルの底から2~3cmのところをカッターやはさみで切り、カップを作ります。
ペットボトルを切るときに、切り口で手を怪我することがないように注意してください。
ペットボトルの準備が完了したら、いよいよ作業開始です。
手が汚れるのを防ぐためにゴム手袋をして、ペットボトルの飲み口部分に親指を入れて塞いだ状態で、トイレの排水口に押し当てましょう。
ペットボトルを排水口に差し込めたら、押し引きの動作を交互に繰り返し、つまりが解消されるまで続けてください。
作業が終わったら、バケツで便器に水を少しずつ流し込み、便器内の水位がゆっくり引いていくかを確認します。
便器内の水位が下がれば、つまりが解消された証拠です。
(道具あり)トイレつまりの直し方7:真空式パイプクリーナーを使用する
真空式パイプクリーナーという道具を使ってトイレつまりを解消する方法もあります。
真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも強い吸引力がある道具です。
真空ポンプの先にゴム製のカップが付いており、真空にすることで生まれる高い吸引力と圧力でつまりを解消できます。
つまりを除去する場所や排水口の形、サイズなどによって適した真空式パイプクリーナーが異なることがあるので、購入する際はよく確認しましょう。
一般的な洋式トイレの場合は大型タイプのものを選んでください。真空式パイプクリーナーはホームセンターなど購入でき、価格は2000円前後です。
真空式パイプクリーナーの使用方法
1. 真空式パイプクリーナーの使い方はラバーカップと似ています。まずは作業中に汚水が飛び跳ねてもいいようにトイレのまわりをビニールシートなどで養生しましょう。
2.便器に水がないと使えないので、便器内の水量が少ない場合はバケツを汲んだ水を足しましょう。反対に便器内の水量が多と作業中に水があふれる可能性があるので、灯油ポンプなどで水を捨ててください。
3.作業を開始する前に、パイプクリーナーのハンドルを押し切った状態にしておきます。
4.準備ができたら作業開始です。
排水口カップ部分をしっかりとあてて、すき間ができないように密着させたら、ハンドルを勢いよく引き上げます。
5.ハンドルを押す/引く動作をつまりが解消されるまで繰り返し続けます。
水の中でハンドルを押すと水が跳ねてまわりに飛んでしまうので、水の外でゆっくりハンドルを押すようにすることをおすすめします。
(道具あり)トイレつまりの直し方8:ワイヤー式トイレクリーナーを使用する
ワイヤー式トイレクリーナーという、排水管の内を清掃する道具を使用してもいいでしょう。
汚物やトイレットペーパーなどの水溶性のものが原因でつまりが発生しているときに有効な方法です。
ワイヤーの先端で汚物や異物を押し込む、引っ掛けて取り除くといった使い方ができます。
ワイヤー式トイレクリーナーは、2000~3000円ほどに手に入ります。
ワイヤー式トイレクリーナーの使用方法
1.排水口にワイヤー式トイレクリーナーの先端を挿入し、ハンドルを回しながらつまりが発生している部分まで押し込んでいきます。
2.ワイヤーが先に進みにくくなった箇所につまりが発生している可能性が高いです。ワイヤー先端が先に進まない場合は無理矢理に押し込まないようにし、ハンドルを回して先端部を回転させます。汚物やトイレットペーパーなら押し流し、固形物であれば先端部分に引っ掛けて取り出しましょう。
ワイヤー式トイレクリーナーを使えばトイレの排水口の奥までアプローチできますが、つまりの原因がスマホやおもちゃなどの固形物である場合は速やかに業者に任せることをおすすめします。
知識がない者が無理に自分で解決しようとすると、かえって状況が悪化してしまうこともあるので気をつけましょう。
(道具あり)トイレつまりの直し方9:針金製ハンガーを使用する
家にワイヤー式トイレクリーナーがなくても、針金製のハンガーを代用してトイレつまりを解消することも可能です。
ただし、針金でできたハンガーしか使えないので注意してください。
また、針金が固すぎると曲がらずに排水口の奥まで入れることができないので、簡単に曲がる柔らかいハンガーを選びましょう。
針金製ハンガーを使ったトイレつまり解消方法
1.ハンガーのフックがついている付近をペンチで切断します。
2.便器に入れる方の先端をぐるりと曲げて、丸い輪っかになるようにしましょう。
3.ハンガーを便器の排水口に入れたら、ゆっくりと奥に押し込んでいきます。
奥へ進む途中に引っかかるものを見つけたら、それがつまりの原因である可能性が高いです。
4.ハンガーの先端をつまりの原因に押し当て、小刻みに動かすことでつまりの原因を削っていきます。
5.つまりの原因が削られて小さくなれば水が流れるようになるはずです。便器内の水位が下がったら水が流れている証拠なので、バケツなどで水を少しずつ流していきましょう。
6.便器に流し入れた水がスムーズに流れれば、つまりは解消されています。
針金製ハンガーを使ったトイレつまり解消法の注意点として、針金が上手く曲がらずに奥まで押し込めない場合は、絶対に無理に押し込まないことです。
ハンガーに無理矢理力を加えると排水口の中でハンガーが折れてしまい、つまりの症状を悪化させてしまうこともあります。
また、この方法を試してもトイレつまりが解消されない場合は、業者に依頼するようにしましょう。
(道具あり)トイレつまりの直し方10:ビニール袋を使用する
家にトイレつまりを解消するための道具がない場合でも、ビニール袋を使った対処法があります。
ビニール袋を使ったトイレつまり解消法は、ビニール袋を被せた自分の手をラバーカップのように動かして水圧を加えるというものです。
便器に手を入れることに抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、道具が手元にない場合や、最小限のお金でトイレつまりを解消したいときにおすすめの方法です。
しかしこの方法では、拳で排水口を密閉する必要があるので、手が小さい方は別の方法を使いましょう。
反対に、手が大きい方も、排水口で入らない、入ったが抜けないといった危険があるので、この方法は避けてください。
ビニール袋を使ったトイレつまり解消方法
1.利き手にゴム手袋を装着し、その上からビニール袋を2枚重ねて被せます。
2.手をグーにしてトイレの排水口を塞ぎます。空気が入らないよう密着させる必要があります
3.排水口に押し当てている拳を押し込んではまた引き出すといった動きを、つまりが解消されるまで繰り返します。
(道具あり)トイレつまりの直し方11:食器用洗剤を使用する
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食器用洗剤でトイレつまりを解消する方法もあるので、専用の道具が手元にないときに試してみてください。
用意するものは食器用洗剤とぬるま湯のみで方法も簡単ですが、洗剤を多く使うのでストックが十分にある場合におすすめです。
この方法は、便やトイレットペーパーなどの水溶性の異物がつまっているときに有効です。
つまりの原因が固形物などの場合は効果がないので気をつけてください。
洗剤を使ったトイレつまり解消方法
1.洗剤を入れる前に、便器内の水位が高い場合はあふれるのを防ぐために、バケツなどで汚水を汲み出してください。
2.水がかかってウォシュレットが故障する、感電するといった被害を防ぐために便器のまわりのコンセントを抜きます。
3.食器用洗剤100ccを便器の中に入れたら、便器の半分ほどの量のぬるま湯(45℃前後)を少しずつに注ぎ、20分ほど時間をおきます。
4.便器内の水位が下がっていれば、つまりが解消され水が流れ始めています。バケツでぬるま湯を少しずつ注いで、しっかり水が流れていくかどうか確認しましょう。
もし流したぬるま湯が流れずに便器内の水位が上がる場合は、注ぐのをやめてください。
食器用洗剤を使うときに注意したいのは、何種類かの洗剤を同時に使わないようにすることです。
洗剤によっては混ぜると有毒なガスが発生することもあるので、非常に危険です。
十分に注意しましょう。
(道具あり)トイレつまりの直し方12:ゴム手袋を使用する
トイレつまりの原因となっているのがスマホやメガネ、おもちゃなどの固形物の場合に使える方法です。
つまっている固形物が目に見える場所にある場合は、手にゴム手袋を着用してそのまま排水口に手を入れて取り出すのが一番簡単です。
異物が少し奥の方につまっている場合は、ゴム手袋の手首の部分から汚水が入り込まないように上からビニール袋かぶせて口をきつく縛っておくといいでしょう。
液体パイプクリーナーは使わない
トイレつまりの解消に液体パイプクリーナー(排水口用洗剤)は絶対に使わないようにしましょう。
家庭用の液体パイプクリーナーは、キッチンや浴室などの排水口の臭い、ぬめり、つまりを防止または除去するもので、トイレつまりを解消するものではありません。
液体パイプクリーナーには髪の毛などのタンパク質を分解する作用がありますが、トイレットペーパーなどの紙製品を溶かすことはできません。
また、熱を発生させてぬめりやつまりを溶かすタイプのパイプクリーナーもありますが、便器や排水管を傷つける可能性があるので個人の判断で使用することはやめましょう。
自分で直せない場合は業者へ依頼しよう
今回ご紹介したトイレつまり解消法を試しても直らなかった場合は、水道修理業者にお願いしましょう。
業者を呼ぶとお金がかかるから自分でなんとか解決したいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、専門知識がない状態で無理にトイレの排水口から異物を取り出そうとするとつまりの症状を悪化させる、排水溝を傷つけるといったトラブルにつながる恐れがあります。
失敗しないトイレつまり業者の選び方
トイレつまりの修理業者に依頼するのであれば、良い業者にお願いしたいですよね。
失敗しないトイレつまり業者の選び方をご紹介していきます。
トイレつまり業者を選ぶ際の5つのポイント
トイレつまりの対応をお願いするときに、信頼できる業者かどうかを見極めるための5つのポイントをご紹介します。
1.わかりやすい料金設定・作業前の見積り
ホームページの料金表はわかりやすいか、料金や工事内容の説明をしっかりしてくれるか、作業する前に見積りを出してくれるか確認しましょう。
2.スピード対応が可能か
緊急性のあるトラブルでも即日対応が可能か、自分の住んでいるエリアは対応しているかあらかじめ調べておきましょう。
3.スタッフの技術力はあるか
修理件数など実績は多いか、各自治体から認定された「水道局指定工事店」の記載があるか、スタッフは「給水装置工事事業者」などの資格があるかチェックしましょう。
4.スタッフの接客態度
スタッフの接客マナーに問題はないか、説明が丁寧でわかりやすいかを見ましょう。
5.アフターフォローは充実しているか
修理後のアフターフォロー制度はちゃんと設けられているか確認しましょう。
<4>選んではいけないトイレつまり業者の特徴
水道業者の中には悪徳業者も存在するので、そういった業者を選ぶことのないように悪質な修理業者の特徴をご紹介します。
まず、作業前に正確な見積りを出さない業者は要注意です。
本来は不要な工事を行い、修理後に常識外れの高額な請求してくる可能性があります。
また、料金設定が相場よりも極端に安い業者は、追加オプションをたくさんつけて料金を上乗せして高額な代金を請求してくることも。
いくつか水道業者を調べて、あまりにも料金が安すぎる業者は避けるようにしましょう。
また、自らを水道局の職員と名乗る、水道局からの依頼だと主張する業者にも注意してください。
悪質な訪問販売でよく使われる手口で、正統な修理を装って高額な代金を請求される可能性があります。
トイレつまりの修理を依頼する際の費用・時間
トイレつまりの修理を業者に頼んだときの費用や時間は、依頼する業者やつまりの症状によって異なります。
トイレつまりの修理を水道業者に依頼したとき、一般的に基本料金に加えて作業費や材料費などがかかります。基本料金の相場は5000~8000円です。
便器の取り外しや交換など工事が大掛かりになると、数万円かかってしまうことも。
また、業者によっては作業料とは別に見積り料や出張費、夜間休日料金等が必要な場合もあるのでよく確認してください。
続いてトイレつまりの修理にかかる時間の目安についてお話しします。
修理にかかる時間はつまりの症状によって左右しますが、軽度のつまりならば30分~1時間程度、便器の取り外しや排水管修理など大規模な工事が必要になると、数時間かかります。
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