2022年4月21日
洗面洗面所が臭う?原因をチェックして今すぐ対策
洗面所が臭う主な原因をご存知でしょうか。
洗面所は朝の身だしなみを整える時やお風呂上がりのスキンケアの時に使用することが多く、滞在時間も長くなりやすい場所です。
そんな洗面所が臭うとなるとストレスを感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、洗面所が臭うときにチェックしたい原因と解消方法について紹介していきます。
洗面所の臭いの原因
冒頭に記載した通り、洗面所は毎日使うスペースです。
しかし、洗面所では頻繁に水を使うため、汚れやすく臭いが発生しやすいのも事実。
洗面所の臭いの発生源となりやすい場所はいくつかあるので、それぞれチェックする必要があります。
まずは以下の4箇所が原因でないか確認してみてください。
- 排水口、ゴミ受け
- 排水パイプ、排水トラップ
- 洗面ボウル
- オーバーフローの穴
特に、排水トラップやオーバーフローの穴などはこまめに掃除をしているつもりでも見落としがちです。
気にしていなかった方もこれを機に定期的な掃除をするようにしましょう。
ここからは、洗面所が臭うそれぞれの原因について解説していきます。
排水口・ゴミ受け
洗面所の排水口には皮脂、体毛、石鹸などが排水口を通っていくため、汚れやすいのは不思議ではありません。
少し掃除を怠ってしまうだけでも、排水口が汚れたり、カビが繁殖したりすると洗面所が臭う原因となってしまいます。
また、排水口のゴミ受けにゴミを溜めたまま放置してしまうと、雑菌が繁殖してヌメリが発生し、こちらも臭いの原因になってしまうことも。
水回りは衛生管理ができていないと汚れや臭いとして現れるので、出来るだけ清潔に保つのが理想です。
排水パイプ・排水トラップ
洗面台の下の扉を開けると排水パイプ・排水トラップがあります。
排水パイプにヒビが入っていたり、パイプのつなぎ目や隙間を埋める防臭ゴムが緩んでいたりすると、下水の臭いが漏れ出してしまうことも。
また、排水パイプはS字カーブを描いていて、カーブの下の部分に水が溜まる仕組みになっています。
この部分を排水トラップと呼ばれ、溜まった水で下水から上がってくる臭いに蓋をしています。
排水トラップに本来溜まるはずの水がなくなっていると、排水口から下水の臭いが上がってくるだけでなく、虫などが上がってくるおそれもあるので気をつけましょう。
洗面ボウル
洗面ボウルも汚れがつきやすく、汚れが目立ちやすい場所です。
歯磨き粉が固まっていたり、汚れがこびりついていたりすると臭う原因になっているかもしれません。
また、洗面ボウルの素材は陶器が多く、ヒビ割れしている箇所にはカビや雑菌が発生しやすくなっています。
ヒビ割れ箇所が変色していないか確認してみましょう。
オーバーフローの穴
見落としがちなのが、洗面ボウルにあるオーバーフローの穴です。
穴を覗き込んで、黒ずんでいたらカビが発生している可能性が高いです。
穴の奥は表からは見えないため、洗面台のオーバーフローの穴まで掃除しているという方は少数です。
しかし、オーバーフローの穴で発生したカビも臭いの原因になるので、対処が必要です。
洗面所が臭う時の掃除方法
隅々まで意外と掃除できていない洗面所。
キッチンやお風呂と比べると、洗面所の掃除をなんとなくで終わらせていませんか?
ここからは、臭いを発生させない掃除方法や対策について紹介します。
排水口・ゴミ受けの掃除方法
まずは、比較的すぐに解消できる排水口・ゴミ受けの掃除方法について紹介していきます。
はじめに、ゴミ受けを排水口から取り出して、大きなゴミを手で取り除きます。
手が汚れるのを防ぐために割り箸やウェットティッシュなどを使うのも良いでしょう。
大きなゴミを取り除いたら細かい汚れを落とすため、お風呂の洗剤を使ってスポンジやブラシなどでこすり洗いをします。
それでも落ちない汚れには、お風呂の洗剤を薄めたものにつけ置きしておくと落ちやすくなります。
排水口・ゴミ受けは洗面台に流れたゴミや髪の毛を受け止める場所なので、臭いの原因となる雑菌が付きやすい場所。
排水口のぬめりや汚れを取るために、定期的に掃除が必要です。
汚れた排水口・ゴミ受けの掃除方法に重曹とクエン酸を使った方法があります。
この二つを混ぜて水をかけると発泡し、泡が汚れに密着して汚れを落としやすくしてくれます。
家に重曹とクエン酸がある場合は試してみてください。
排水パイプ・排水トラップの対処方法
排水口の掃除をしたのに臭いが気になる場合や、洗面台の下から臭いが発生しているときは、排水トラップの水不足かもしれません。
家を空けていて、洗面台を使っていないときや、洗面台に勢いよく大量の水を流したときは排水トラップの水が上手く溜められていないことがあります。
また、引っ越したばかりのときも長期間にわたって人が居なかった場合、水を流していなかったことが原因で嫌な臭いがすることも。
排水トラップに水が不足しているだけであれば洗面台に水を流すことで解決するので、まずは水を流してみましょう。
また、排水パイプや排水トラップは防臭ゴムの経年劣化などが原因で臭いトラブルを起こすことがあります。
その場合は、部品を新しいものに交換する必要があります。
自分で交換することもできますが、部品の購入ミスなどを考えるとプロに交換を依頼するほうが無難でしょう。
洗面ボウルの掃除・交換
洗面ボウルの汚れには、クエン酸をキッチンペーパーに含ませて汚れている箇所に貼るのがおすすめです。
しばらく放置した後にメラミンスポンジでこすり落としましょう。
また、お風呂用の洗剤や過酸化ナトリウムを使っても同様に掃除することが可能です。
掃除した後は水滴を拭き取って綺麗にしておきましょう。
オーバーフロー穴の内部の掃除
オーバーフロー穴の内部を掃除するには、まず洗面台の下のパイプに栓をして水を溜めましょう。
その後、漂白剤やカビ用洗剤を流し入れてつけ置きすることで手の届かない場所も綺麗にできます。
もし穴の入口付近に汚れが残っていたら、パイプ用ブラシでこすり洗いがおすすめです。
数時間つけ置きしたら栓を抜き、オーバーフローから水を流しましょう。
洗面台以外の場所が臭いの原因かも
洗面所で何か臭うと感じるときは、洗面ボウルや排水口、洗面台の下などの臭いを実際に確かめて、異臭の原因をチェックします。
しかし、洗面台周りで臭いを感じない場合も。
そんなときは、洗面所の別の場所をチェックしてみましょう。
洗濯機の排水口
洗面所に洗濯機がある場合、洗濯機の排水口が臭いの原因かもしれません。
洗濯機の排水溝周りから臭いがするときは、排水口の周りにたまったゴミや髪の毛を取り除き、少量の水を入れることで解決できます。
それでも臭いが気になる場合は、洗面台の排水口と同様、重曹とクエン酸を使って汚れを落としましょう。
タオルやバスマット
洗面所にタオルやバスマット置いて居る場合、それが臭いの原因になることもあります。
洗面所に置いている布製品が臭うときは、布製品が生乾きになっているかもしれません。
また、洗濯したもの全般の臭いが気になる場合は洗濯槽の掃除を行っておらず、汚れや臭いが布製品に付着している可能性もあります。
お風呂場で使うことの多いタオルやバスマットの臭いが気になるときは、洗濯物をよく乾燥させることを意識し、洗濯槽のお手入れをしてみましょう。
まとめ
今回は、洗面所の臭いの解消法について紹介してきました。
それぞれに原因があり、対処法があるので、まずは試してみてください。
しかし、必ずしも臭いが解消されるとは限りません。
そんな時はプロの出番です。
臭いの原因を探し出し、スピーディかつ確実に解消してくれます。
臭いの原因がもし排水口がつまりだったとしても、技術と専用の機器を駆使してトラブルを解決。
修理や交換が必要な場合も相談できるため、まずは気軽に電話してみましょう。